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2010年3月17日 (水)

何のために働くのか/北尾吉孝

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企業は正しいことを行わなければ行けないのです。ピーター・ドラッカーは「経営とは人を通じて正しいことを行うことだ」と言い、論語には「利を見ては義を思う」「君子は義に諭り、小人は利に諭る」とあります。

利益というものは大事だけれど、それは正しいことを行った結果として出るものでなければならないのです。(P127)

正しいことを行う。当たり前のことである。

しかし、この当たり前のことをできる人も企業も意外といないものである。

ことに最近の度重なる企業の不祥事を見るにつけ、「正しいことを行う」ということがいかに難しいことなのかということを覚えさせられる。

トヨタのリコール問題にしても、確かにそこにはいろんなアメリカの思惑が働いているにしても、以前のトヨタであれば、こんなことは起こらなかったのではと思えてならない。

企業は利益を求めるもである。ことに最近は株主の力が強くなってきており、企業は利益を出すことを株主から強く求められるようになってきている。

しかし、そのような中にあっても正しいことを行う。利益はその結果として出るものだという、この一点にたち続ける事。

これが今求められているのではないだろうか。

そして、それを可能ならしむるものは経営者としての、また人間としての覚悟ではないだろうか。

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