スタバではグランデを買え!/吉本佳生
本当に同じモノがちがう価格で売られているケースでは、その理由はひとつしかありません。取引コストと呼ばれるコストの存在です。(P22)
現在の企業にとって一番問題になっているのは、人間関係を作る上での心理的負担という取引コストが上昇していることではないだろうか。
目に見えるモノのコストはどんどん下がってきている。しかし、人と人との関係を構築するための心理的負担というコストはインフレ気味だ。
トヨタの米国におけるリコール問題も、この取引コストの上昇と無関係ではないように感じる。
« 会社は倒産体質/木下晃伸 | トップページ | ネクスト・ソサエティ/P.F.ドラッカー »
コメント