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2010年3月18日 (木)

バカとは何か/和田秀樹

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問題を発見したら、例えば「なぜ、この手のものがまだないのだろう。あればきっとみんな使うし、売れるだろう」と思ったら、それを空想として膨らませるとか、人に発表するのではなく、実際に試してみるということがないと成功にはつながらない。

これについて、私は試行力という言葉を使っている。要するに、頭の中で考える思考力より、実際に試してみる試行力のほうが大切になるということだ。(P169)

著者は現代人に求められるのは「試行力」だといっている。

別の表現をすれば仮説を立て、それを試してみる、そしてうまくいかなければさらに別の仮説を立て、試してみる。これを何度も繰り返す能力が必要だということである。

仮説を立てて、それを試してみて、それが1回で自分で思い描いた成果が得られることはレアケースであろう。通常はこれを何度も、場合によっては何十回も繰り返す必要が出てくる。

これを支えるのは精神的タフネスさだと思う。知的体力といってもいい。しかし、これこそ、現代人に最も欠けているものではないだろうか。

安直に何でもすぐに答えを知りたがる、正解を知りたがる傾向がある。

確かに一昔前に比べれば、情報は得やすくなってきている。しかしそれは正解ではない。正解らしいものでしかない。

本当の意味での正解は、自分でいろいろ試してみて、「これだ」というものを会得する以外にないように感じる。

確かに「試行力」は大事だ。

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