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2010年3月25日 (木)

組織マネジメントのプロフェッショナル/高橋俊介

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結論的に言えば、序列そのものが重要だという考え方をやめることだ。序列がどうかということではなく、誰が何をやるかという機能を問題にする。部長や課長の役職は序列ではなく、機能だと考える。(P57)

一昔前の日本の企業の特徴は、年功序列、終身雇用と言われていた。もちろん、現在でもこれは残っている。そして年功序列の是非についてはよく議論の対象になる。

だた、ここで見落としてしまいがちになるのは、会社という組織の中の役職イコール序列という考え方そのものがおかしいのではないかという視点である。

平社員よりも課長が偉い、課長よりも部長が偉い、だから課長は部長の言うことを聞き、平社員は課長の言うことを聞く、これが序列である。

しかし、組織の機能という視点で見ていくと、誰が偉いのかということは重要なことではない。組織には目的があり、その目的を達成するためには、組織の構成員がそれぞれの機能を果たす必要がある。

会社という組織では現場で働く人も必要だし、それをまとめる人も必要だ。

ある人は営業の最前線に立ち、お客様と接するという機能があり、ある人はそれをまとめる営業課長という機能がある。

そして、それは、営業マンをまとめる人が偉いからではなく、営業マンをまとめる機能の人が必要だからである。そうでなければ組織の目標を達成することはできない。そう考えるのが自然であろう。

「役職は序列ではなく機能」、この認識を変えることは非常に重要なことだと思う。

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