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2010年4月 2日 (金)

「距離感」が人を動かす/大塚英樹

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「責任者というのは、顔で言えば眉毛のようなものだ。目はものを見る、鼻は匂いを嗅ぐ、口はものを噛むというように、それぞれに役割、機能がある。そこへいくと眉毛は、何の役にも立たない。だが、なければ格好悪いし、顔がおさまらない。だから、眉毛は偉そうなことを言わないで、目や鼻や口にあたる部下を信頼してまかせなさい」(P26)

ミノルタカメラの社長だった田嶋英雄氏から権限委譲について著者が聞いた言葉として紹介されている言葉。

管理者のやるべきことは、部下が働きやすい環境を整えることだということを、眉毛にたとえ語っているが、なるほどと思わせる。

確かに、管理者ばかりが前面にでてしまったら、部下は仕事をやりにくいだろう。

最悪なのは、部下の手柄を横取りし、自分の手柄にしてしまう管理者だろう。

しかし、自分の役割に徹している管理者にお目にかかることはほとんどない。

逆に仕事が忙しいから、部下のマネジメントどころではないということばをよく聞く。

確かにそのような部分があるとは思うが、その言葉の裏に、マネジメントという仕事から逃げてしまっている姿が垣間見える。

管理者とは眉毛である。このことをはっきりと自覚することだろう。

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