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2010年4月 6日 (火)

経営を見る眼/伊丹敬之

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ほどよいバランスを常にとって、スムーズな成長経路を企業がたどっていくことはほとんどない。企業は振り子のようにゆれ動くのが普通である。揺れながら、成長していく。そして、揺れ動きながら、企業は長期的なバランス、ダイナミックなバランスを取っている。(P267)

企業経営ということを考えると、理詰めに考えられた戦略があり、勝利の方程式があり、決められた一本の道を真っ直ぐに進むことが理想であるよう思う人がいるかもしれない。

しかし、そんなことはあり得ない。企業とは揺れ動くものである。

むしろ、あるべき姿を求め続けるからこそ、揺れ動く。

大事なことは、揺らぎがあることは正常な姿であるという認識に立つことではないかと思う。

特に現代のような先の見えない時代では、揺らぎがあって当たり前であり、何の迷いも疑問もなく、真っ直ぐに前進し続ける企業に対してはむしろ、ある種の危うさを感じる。

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