人生で大切なことはすべて映画で学んだ/竜門冬二
「民主主義下における公務員の在り方・生き方」を学んだのは、多くの法律書ではない。むしろ黒澤明監督の二本の映画だった。
特に「生きる」は最後までぼくの公務員としての生き方を左右した。(P24)
元公務員であり、その後、作家として、多くの著作のある竜門氏の言葉だ。
私も自分の人生にとってエポックとなった本や映画というものがある。
自分のこれまでの人生を振り返ってみても、決して論理的に考えて、自分の人生を選んできたとはいえない。
感情や感動といった、非論理的なものによって人生の大切な選択をしてきたように感じる。
そして多くの人がそうなのではないだろうか。
でもだからこそ人生は面白く、深い味わいが出てくるのではないだろうか。
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