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2010年5月 3日 (月)

明日を支配するもの/P・F・ドラッカー

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組織には価値観がある。そこに働く者にも価値観がある。組織において成果を上げるためには、働く者の価値観が組織の価値観になじむものでなければならない。同じである必要はない。だが、共存しえなければならない。さもなければ、心楽しまず、成果も上がらない。(P110)

組織において成果を上げるためには、そこで働くもののやる気や能力を問題にする考え方が一般的だが、ドラッカーはまず「価値観」だと言う。

働く者の価値観が組織の価値観になじむものでなければ成果は上がらないという。

どうしてなんだろう。

私はこう考える。

能力は取り組み方次第では向上させることができる。

しかし、価値観は努力によって変えられるものではない。

なぜなら、価値観はその人の内側から出てくるものだから。

つまり、能力は変動軸であるのに対して、価値観は固定軸だと言える。

だったら、働く者を選ぶ場合、まず組織の価値観に働く者の価値観がなじむものであるかどうかを見るべきだというのは、実に理に適っている。

しかし、多くの企業は、組織の価値観を明確にしているのだろうか。

もし、不明確であるとしたら、まず組織の価値観を明確にすることから始めるべきだろう。

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