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2010年5月29日 (土)

ニセモノはなぜ、人を騙すのか?/中島誠之助

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私にとって真贋の判断基準は、この40年の間に自分の身体にしみついてしまっている「感覚」だから、その感覚を理論的な言葉におきかえて、だれにでもわかりやすい言葉で説明をするとなると、話は別で、なかなか厄介である。

あえてその質問に答えようとするならば、シナモノの持っている基本的な「ライン」の違いと言えようか。絵画であろうと焼き物であろうと、あるいは彫刻であろうと、ラインがある。器物の場合には、これを「スガタ(姿)」ともいう。

そのラインが自然なものでか否か。

ホンモノには、善意のラインがある。(P21)

ラインの違いといっても素人である私にはよく分からない。

しかし、達人には、素人には見えないラインが見えるのであろう。

だが、この感覚的なものが大事だということは理解できる。

そして、この「本人にしかわからない微妙な感覚」というものが、仕事をあるレベル以上に引き上げようとする場合、一番大事であることは確かである。

仕事のできる人は、共通して、このような感覚を持っている。

これはアナログの世界と言えようが、全てがデジタルで解決できないところに、ある意味面白さがある。

デジタル的なものがどんどん社会の隅々にまで浸透していっている今の時代だからこそ、アナログ的なものの価値が生まれてくるのではないだろうか。

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