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2010年5月18日 (火)

人事のプロ/長尾基晴

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 「裁量労働制にすると、残業代で支払うのではなく、成果に応じて支払うことになるのですよね?そしたら残業代が減るじゃないですか?これに対して会社(人事)は社員にどんな見返りをくれるんですか?」

これは筆者の人事担当時代の裁量労働制導入に関する説明会での一場面。全技術者を集めておこなった説明会だ。

「会社の犬」の人事には、人事=会社という意識はあっても、社員=顧客という意識がない。またこの説明会の社員にも、人事=会社という意識はあっても、会社=社員(自分)という意識がない。こんな状態の会社が多いのではないか?(P10)

経営者は搾取する側、社員は搾取される側。

この対立の構図は、昔、一般的だった考え方だ。

しかし、今もこの感覚は根強い。

逆に、今、どんどん業績を伸ばしている会社は、「会社=社員(自分)」と社員が自然に受け止めている。

また、人事は社員を顧客として受け止めている。

私も、人事コンサルタントとして、自分のかかわった会社がこのような会社になるよう、心から願っている。

しかし、そのためには、まず経営者がその意識を変えることだろう。

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