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2010年5月15日 (土)

「脳」整理法/茂木健一郎

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成功するかどうかわからない、不確実な状況に直面するときに、不安な気持ちを乗り越えてチャレンジし、それが成功するといった体験が一度でもあると、「不確実な状況下でチャレンジする」という脳のルートが強化され、そのような行動が苦労しなくても無意識のうちにとれるようになります。(P204)

昔、「不確実性の時代」という本があったが、現代こそまさに「不確実性の時代」である。

ひとことでいえば、「先が見えない時代」だということ。

先が見えないという不確実な状況に直面したとき、そのことに不安を感じる人と、そのことを面白いと感じる人とがいる。

前者は「先が見えないから不安だ」という人。

後者は「先が見えないからこそ面白い」という人。

どちちが成功する可能性が高いかということを考えると、明らかに後者だ。

しかし、,問題はそのような発想が自然にできるようになるためには、過去の体験にかなりの部分を依存しているということ。

つまり、不確実な状況に直面して、不安な気持ちを乗り越えて、その結果成功したという経験があると、そのような発想ができるようになるし、行動もそのようになる。

人を育てることのうまい人は、部下にこのような成功体験をうまくつけさせている。

しかし、このレベルの部下育成のできるマネージャーは実際の話、少数派であろう。

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