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2010年5月10日 (月)

世論という悪夢/小林よしのり

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世論(せろん)という大衆の感情表現を、最大限重視するマスメディアが、果てし無く民主主義を堕落させていく。責任ある公的意見としての輿論(よろん)と、感情的な世間の空気に過ぎぬ世論(せろん)を明確に区別しなければ、民主主義は短期的な感情にだけ流されて、長期的な展開が閉じられた迷路に嵌まって、身動きとれなくなることだろう。(P9)

自分の勉強不足だとは思うが、責任ある公的意見としての輿論(よろん)と、感情的な世間の空気に過ぎぬ世論(せろん)とは明確に区別されるということを初めて知った。

と、すると、現在の世の中で形成されているものは、ほとんど世論(せろん)であると言っていいだろう。

普天間の問題にしても、世論をマスコミが作り出し、それに国民も乗せられ、政治家もその中で踊らされている。

毎日、そのようなドタバタ劇を見続けていると、いい加減、うんざりしてしまう。

人のことは言えないのだが、日本はもっと責任ある公的意見としての輿論が語られる成熟した大人の国家になることが求められているのではないだろうか。

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