デキる人の脳/ノア・セント・ジョン
人生には過去と現在と未来しかないのですから、それらをどう評価するかがそのままあなたの人生を決めていきます。
「過去」はこの社会にすでに存在しません。それがあるのは、あなたの頭の中だけです。他のどこにもありません。あなたの過去を持っているのはあなただけなのです。
では「現在」はどうでしょうか。
それもやはりあなたの頭の中です。他の誰もそれを経験しているわけではあません。
「未来」も同じです。
「夢を追いたいならば、過去と現在と未来に対する評価を変えなければならない」ということを覚えておいてください。それができたときに、あなたに飛躍の瞬間がやってきます。(P210)
過去も現在も未来も自分の頭の中にあるという。
つまり現実に起こったこと、あるいは起こっていること、さらに起こるであろうことを自分がどう評価するのか、それによって自分の人生が決まる、ということ。
シンプルな考え方だが、これは意外に当たっているように感じる。
つまに幸福だとか不幸だといっても、所詮はその人の主観の問題である。
おなじ状況におかれても、不幸と思う人もいるだろうし、幸福だと思う人もいるだろう。
だったら、幸福だと思ったほうが、いやむしろ思い込んだ方が、より良い人生を送ることができるのではないだろうか。
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