« 人間の覚悟/五木寛之 | トップページ | ピクサー流マネジメント術/エド・キャットマル »

2010年6月24日 (木)

心のなかの幸福のバケツ/トム・ラス&ドナルド・O・クリフトン

Img394

ポジティブ心理学の専門家は、ささやかでも、喜びや満足といったポジティブな気持ちを感じさせる「頻度」が重要だという。夫婦研究のパイオニア、ジョン、ゴットマンの調査によれば、ポジティブな言動とネガティブな言動には、5対1という「魔法の比率」があるという。夫婦の間で、ネガティブな言動1回に対して、ポジティブな言動が5回あれば、結婚生活は長続きする可能性が高い。この比率が1対1に近づくと、夫婦は離婚に至るという。

ゴットマンは「5対1」の仮説を検証するために、二人の数学者とともに興味深い調査をおこなった。まず1992年に、新婚の夫婦700組を集めた。1組について15分ずつ夫婦の会話を録画し、ポジティブな言動とネガティブな言動がどれだけあったかを集計した。これを、5対1の法則に照らして、夫婦が長続きしそうか離婚しそうかを1組ずつ予想した。

10年後に追跡調査をしたところ、その結果は驚くべきものだった。離婚すると予想した夫婦のうち、なんと94パーセントが実際に離婚していたのだ。予想のもととなったのは、わずか15分間の会話だ。(P54)

ポジティブな言動とネガティブな言動の人間関係に与える影響がいかに大きいかということ。

人との何気ない会話、その会話によって何らかの影響を相手に与え、また受けている。

気持ちが明るくなるか、暗くなるかのどちらかだ。

人は1日に2万の「瞬間」を経験しているという。

そしてそれらが積み重なれば人生を大きく左右する。

言葉は重要だ。

« 人間の覚悟/五木寛之 | トップページ | ピクサー流マネジメント術/エド・キャットマル »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 人間の覚悟/五木寛之 | トップページ | ピクサー流マネジメント術/エド・キャットマル »