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2010年6月27日 (日)

会社に左右されない仕事術/三田紀房

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ほとんどの会社には、「電話が鳴ったらなるべく早く受話器をとる」というルールがある。とくに新人に対してはこの指導が徹底されており、会社に入って最初の仕事は電話に出ることだった、という人も多いはずだ。

じゃあ実際のところ、コールが5回以内で素早く電話にでる会社は、いったいどれくらいあるものだろうか?

これは自分で試してもらうのが一番だが、ちゃんと5回以内で電話に出るのは、10社のうち2社くらいしかない。一部上場の大手企業や有名レストランでさえ、このルールが守られていないところは多いのだ。

たかが電話だから、そんなことはどうでもいい?

それが違うのだ。こういう基本が守られていないこと、小さなルールがないがしろにされているということは、若手への指導が徹底できていない証拠であり、社風の表れだ。一事が万事この調子では、いまはよくても会社の体力は少しずつ衰えていく。

業績が悪くなったとき、ダメな経営者は「特別」なことをやろうとする。

実際は、「普通」と思われていることを確実にやっていだけで、普通以上の成果を挙げて大きな成功を手にすることができるものなのである。(P56)

「普通」と思われていることを確実にやる、これができている会社は以外と少ないものだ。

そしてそのようなことができない会社から顧客は確実に離れていく。

にもかかわらず、そしてダメな経営者ほど、特別なことをやろうとする。

成果主義を導入したり、唐突に新規事業に乗り出したりと。

しかし、基礎のできていない会社がそんなことをやっても業績が回復するはずがない。

こんな経営者や会社を多く見てきた。

まず、経営者が「当たり前なことを、当たり前にできる」経営者になることである。

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