すごい!段取り術/坂戸健司
段取りが悪い人は、「どういう方法でやるか」ばかり考えて、「何をどういう順番でやるのか」を考えない。だから途中でメチャクチャになるのだ。
いわば、頭の中にシナリオ(ストーリー)を描けているかどうか、ということである。そしてそのストーリーは、シンプルなものであることがポイントだ。ストーリーがシンプルであれば、臨機応変に手順を変えても混乱は少ない。(P42)
段取りの良い人、イコール仕事のできる人と考えても良いとおもう。
そして、仕事のできる人に共通して言えることがある。
それは、仕事に取りかかる前にちゃんとその仕事のゴールイメージができあがっているということ。
そして、そのゴールにたどり着くまでのシナリオが描けているということである。
仕事には必ず目的がある。
目的があるからには、必ずゴールがある。
しかしながら、仕事をやらされているという感覚でいると、
目的意識もはっきりしないまま、
そして、ゴールイメージもなく、
もちろんそこに至るまでのシナリオもなく
だだ、作業としてこなしていることになる。
そのため、イレギュラーなことが起こると、戸惑ってしまう。
シナリオが描けていないからである。
仕事に入る前に、シナリオを描く、
これは仕事のできる人になるための、重要なステップと言えよう。
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