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2010年7月30日 (金)

スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則/ハワード・ビーハー

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ビジネスの世界ではよく人は資産だと言われるが、それは違う。資産は所有できるが、人は所有できない。資産というのはビルやトラックや備品だ。資産はモノである。毎秒、毎分、機械からは製品が送り出される。スイッチを入れれば、明かりがともる。資産は必ず期待した通りの結果を壊れない限り生み出す。人は決して予想通りの結果を生み出さない。人は私たちを驚かせてくれる。それが人の人たるゆえんだ。自分自身でも驚く結果が出るときもあるのだ。(P82)

日本の企業の経営者はよく「わが社は人を大切にする会社だ」と自慢げに言う。

その象徴が終身雇用であり年功序列だと。

しかし、これらの制度はある意味、人を会社に縛りつける制度である。

人をモノと同じ所有物と考える制度である。

人を貸借対照表の左下の項目の一つと同じ扱いにするということである。

しかし、人は資産ではない、会社の所有物ではない。

ここ数年、転職することが当たり前になってきた。

また、今勤めている会社が永遠に続くなどということは誰も考えなくなった。

これはある意味、健全なことだと思う。

なぜなら、人は資産ではないから。

人と会社との関係も、お互い縛り合うような関係であってはならない。

お互いが選び選ばれる関係、これが健全な姿ではないだろうか。

会社は選ばれるために、良い経営を目指し、

人も選ばれるために、自分のキャリアを磨く。

そして、自由な意思のもと、お互いを選び選ばれる。

このような関係があるべき姿ではないだろうか。

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