« 頭がよくなるマインドマップ超仕事術/長田武介 | トップページ | レバレッジ・マネジメント/本田直之 »

2010年7月 7日 (水)

朝日新聞記者が書いたアメリカ人「アホ・マヌケ」論/近藤康太郎

Img479

ビム・ベンダーズ監督の映画「都会のアリス」に、こんなシーンがある。アメリカ旅行記を書くため、出版社から金を前借りしている作家が主人公。車での横断旅行を終え、いざ自分の撮ってきた写真をながめて、つぶやく・・・写っていない。ここには、自分の見たアメリカが写っていない。(P182)

私たちが描くアメリカ像の大部分は、マスコミを通してであったり、アメリカ映画からきたものだ。

対テロ戦争という名の暴挙に邁進するアメリカ。

自分たちこそ正義だと思い込み、世界に一つの価値観を押しつけようとする傲慢なアメリカ。

圧倒的な軍事力と経済力で君臨する暴君が、大部分の日本人にとってのアメリカ像だと思う。

しかし、そうしたとらえ方は、ある面、等身大のアメリカではない可能性がある。

多くは、メディアによって形成されたアメリカ像である。

大事なことは、自分の目で直接見たこともないもの、実体験に基づかないものを、安易に本当のことだと信じ込まないこと。

情報は必ず、それを伝える人が介在する。

そこには、必ずその伝える人の主観が反映される。

ある時には、無意識の内に、デフォルメされた状態の情報が、伝えられる。

大事なことは、あまり強く握りしめないこと。

つかまえようとしないこと。

つかまえたと強く握れば握るほど、その指からすり抜けてしまうものだ。

« 頭がよくなるマインドマップ超仕事術/長田武介 | トップページ | レバレッジ・マネジメント/本田直之 »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

« 頭がよくなるマインドマップ超仕事術/長田武介 | トップページ | レバレッジ・マネジメント/本田直之 »