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2010年8月 8日 (日)

日本型プロフェッショナルの条件/安永雄彦

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プロフェッショナルとは具体的に何を指すのでしょうか。

「Professional」という言葉は「Profess(宣誓)」に由来するようです。これは、プロフェッショナルになるということが、職業に就くに際して神に誓いをたてなければならないほど、厳しいものであることを意味します。言い換えると、プロフェッショナルとしての資格を得たいなら、神に誓い、自らのミッションを果たすための覚悟を持たなくてはならないということです。(P7)

一般にプロフェッショナルというと、単に専門性の高い人という意味合いでとらえることが多いが、それだとスペシャリストと区別がつかなくなってしまう。

プロフェッショナルとは、専門性ももちろん大事だが、さらに求められるのは、精神性、倫理性、使命感だということ。

これらが備わっていて初めてプロフェッショナルと言える。

そう考えると、日本という国において、プロフェッショナルがなかなか育たないような気がする。

日本で会社に入れば、組織の一員として、まず組織へのコミットメントが求められる。

もちろん、心からコミットできれば良いのだが、そうでない会社も多い。

そのなかでプロフェッショナルであろうとするならば、様々な葛藤の中で働くことを強いられる。

その意味では、日本はプロフェッショナルがなかなか育たない土壌だと言える。

しかし、逆に考えるならば、今こそ日本の会社にプロフェッショナルが求められているとも言える。

近年の様々な企業の不祥事は、最終的な責任は社長にあるものの、実際に不正に手を染めるのは現場の社員である。

やはりそこで問われるのはプロフェッショナリズムであろう。

そのような葛藤な中にあっても、こそで踏みとどまりプロフェッショナルであり続けようとする人、

そのような人が、会社においても、社会においても、今、求められているのではないだろうか。

日本は今、成熟した社会、成熟した会社への脱皮が求められている。

その中で、プロフェッショナルの果たす役割は大きい。

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