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2010年8月19日 (木)

真実が人を動かす/ケン・アイバーソン

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社員は何よりも自分を認めてもらいたがっていることに私は気づいた。ユニークな個人として、また、大きな可能性を秘めた個人として認められたいと願っている。ところが、管理者たちは部下にでくのぼうのような役割しか与えようとしない。これでは自分の仕事に疎外感をもつ社員が多いのも無理はない。そうなると、勤務時間中の彼らはまるでゾンビのようだ――無感動、無表情、ふたたび生き返る終業時間をただ待つだけ。(P96)

人は皆、例外なく、自分が認められたいと願っている。

飢えていると言っても良いかもしれない。

その人の年齢や地位、職種等に関わらず、みんなである。

ある本にはこのことを「認められたい症候群」と記してあった。

ところが、これに応えようとしない、会社や組織があまりにも多いことか。

社長は、給料さえ増やせば、社員は頑張ると思っている。

給料を増やすことが、「あなたを認めています」というメッセージを含んだものであるならば、確かにそれによってやる気を起こすであろう。

しかし、単に給料を増やせば社員が頑張るかというと、そんなことはない。

それだと札束で横っ面を張り倒しているのと同じだ。

そのような人間の尊厳を無視したやり方で、やる気を起こすわけがない。

この単純な原則を知らないばかりに、いかに多くのリーダーと呼ばれている人たちが損をしていることか。

時間という資源の損失、そして人材の損失を招いてしまっている。

「社員は何よりも自分を認められたがっている」

このメッセージに耳を傾け、心に刻むべきだ。

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