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2010年9月27日 (月)

なぜ、ノウハウ本を実行できないのか/ケン・ブランチャート+ポール・J・メイヤー+ディック・ルー

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「お話では、知っていることを行動に移すことができない三つの理由を克服するカギは、反復だということでした。詳しく教えていただけますか?」作家は言った。

「一にも二にも、三にも反復です!」

企業家は強い口調で言った。「つまり、『間隔を置いた反復』ということです」

「間隔を置いた反復?」

「そうです。これは一つの学習法で、一度で身につけるというやり方ではない。断続的に何度も情報に接して、身につけるのです」

「もっと詳しく教えてください」

「この『間隔を置いた反復』というやり方を、『行動の条件づけ』とか『内面の強化』と呼ぶ人もいます。友人のジヨン・ハガイは、『あらゆるスキルの母』『永続的変化の母』と呼ぶ。一度主張しただけではほとんど何も変わらないからです。永続的な影響がいくらかあったとしてもね。何度も繰り返さなければならない。つづけてでなく、考えるための一定の時間を置いて。

広告にはこの手法が使われていて、『印象づけ』と呼ばれています。人々が何度も何度も広告を目にして初めてその商品を覚え、行動を起こすということを知っているわけです」(P21)

「わかる」ことと、「できる」こととは違う。

「わかる」を「できる」に変える方法は「間隔を置いた反復」だと著者は言う。

結局のところ、この「間隔を置いた反復」ができるかどうかだろう。

研修を受けてもなにも変わらない、

セミナーを聞いてもなにも変わらない、

本を読んでも何も変わらない、

これら全ての原因は、聞いたり学んだことを「わかる」という段階で終わらせてしまっているからだ。

本当に変わるためには「わかる」を「できる」にしなければならない。

そのためには「間隔を置いた反復」、これ以外にない。

イチローの偉大な記録も、日頃の「間隔を置いた反復」の結果だ。

人より優れた業績を上げている人に共通して言えることは、この「間隔を置いた反復」を日常生活の中に取り入れているかどうかだ。

「継続は力なり!」、まさにその通り。これを避けて通ることはできない。

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