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2010年9月16日 (木)

勝てる男の集中力/辻麻理子

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人は通常、ある2つの状態のどちらかの状態にいます。あなたがサッカーをしているところを、思い浮かべてください。

あなたが思い浮かべた映像に、あなた自身は登場していましたか?あなたは登場しておらず、あなたの目から見た映像が見えていましたか?前者であれば、分離体験の状態で思い浮かべており、これを「デソシエイト状態」といいます。客観視している状態ともいえるでしょう。後者であれば、それは実体験の状態で、これを「アソシエイト状態」といいます。楽しんでいたり、泣いていたりと感情とともにある状態とも言えるでしょう。どちらが良い悪いではありません。まずこの2つの状態があることを知り、その時々で、自分がどちらの状態にいるかを認識することから始めてみましょう。

スポーツをしているときは、集中したアソシエイト状態が多いでしょう。不安からの緊張状態や、夢中になりすぎて周りが見えていない状態、何かに悩んでいるときもアソシエイトの状態。そういうときは、まず自分がアソシエイト状態であることに気付き、自分を客観視するなどデソシエイトの状態を意識して作ることで、落ち着いて冷静な判断ができるようになります。うまくいっていないときほど、この方法は役立ちます。

デソシエイトは訓練することで、意識的に作り出すことが容易になります。「部屋の角から今いる自分自身を見る、声が聞こえてくるイメージをする」「過去の体験を、自分自身が登場する映画として見る」「自分自身の行動や考えを、彼、彼女として客観的に話す」などです。自分がどちらの状態かを把握し、そして意識的にどちらの状態も作り出せることが、判断力を必要とする集中は必要のようです。(P155~156)

自分を客観視している状態がデソシエイト状態、

そして自分が何かにのめり込み、実体験の状態がアソシエイト状態。

これらはどちらが良い悪いではなく、まずこの2つの状態があるのだということを理解すること。

そして、自分が今どちらの状態になっているのかを把握すること。

そして、デソシエイトは訓練することで、意識的に作り出すことができるということ。

これらの点を教えられた。

確かに何かの困難に直面し、苦しくてしょうがないとき、ふと、そのようになっている自分を上からみているような感覚を持つことがある。

そうすると、ある面、そのようになっている自分が滑稽にすら思えることがある。

「何をそんな苦しんでいるのよ」

「失敗したってまた次があるじゃないか」

「もっと楽しんだら」

そんな声が聞こえて来ることがある。

これがデソシエイト状態なのだろう。

デソシエイト状態は訓練によって容易に身につけることができるという。

これを身につけると大きな武器になる。

これも一つの、目に見えない、心のスキルと言えよう。

そのためには、自分が今、アソシエイト状態なのかデソシエイト状態なのか、把握することから始めることだ。

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