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2010年9月 9日 (木)

客観力/木村政雄

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彼自身、大変なセルフ・マネジメント能力を持っています。どうしたら自分の賞味期限が伸ばせるか、いつも考えている。もちろん、人気タレントでそれを考えない人はいませんが、その中でも彼は、とりわけ緻密に戦略を練っているほうだといえるでしょう。

私が感心したのは、あるメモを見せてもらったときのことです。

彼がこっそり見せてくれたその紙は、芸能界の勢力分布を書いたマトリックスでした。彼も自分の本の中で書いていますが、そこには「知性」「ファッション性」「お笑い」といった項目がいくつかあり、どのタレントがどのあたりに位置しているかがズラリと書き込んである。それを見ながら、彼は自分が進むべき「抜け道」を探していたのです。(P74~75)

これは著者が吉本興業にいた頃の島田紳助についての話。

生き残り競走の激しい芸能界で、長年に渡ってトップの座を確保するのは、並大抵なことではない。

そしてそのために紳助は、緻密な戦略を練っていたという。

これはマーケティングにおけるポジショニングの考え方だ。

自分を生かせるポジションを探し、そこに自分を位置づけることにより、自分の競争優位性を保つというもの。

トップの座を保ち続ける人は、やはりそれなりの努力を目に見えないところでやっているものだ。

しかし、これはなにも芸能人に限ったことではない。

普通に会社で働くサラリーマンであっても、自分を生かせるポジションについて、いつも考える必要がある。

サラリーマンであっても、これからはサバイバルの時代である。

自分という商品価値を上げるためには、どうすれば良いのか、いつも考えることだ。

ポジショニングはその中でも非常に重要なポイントになると思われる。

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