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2010年10月23日 (土)

実践する経営者/P.F.ドラッカー

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これらすべての例において、望んでいた成果は、新奇なことを行うことによってではなく、行うべきこととして前々から知られており、業務マニュアルにも載っており、広く説かれてはいたが、実際には、ほとんど行われていなかったことを行うことによって得られた。(P195)

いわゆる「当たり前のことを当たり前のこととしてやる」ことがいかに重要か、ということである。

これはビジネスの世界だけではない。

スポーツの世界でも、強いチームとは、当たり前のことを当たり前のこととしてやっている。

優れた選手は、当たり前のことを当たり前のこととしてやっている。

それが強いチームであり、優れた選手である。

企業においてもまったく同じである。

強い会社とは、当たり前のことを当たり前のこととしてやる経営者がおり、

当たり前のことを当たり前のこととしてやる社員がいる会社だ。

決して、他社と差別化したすごい戦略をもって勝ち続けている会社ではない。

確かに戦略によって差別化している会社も存在する。

しかし、今の時代、優れた戦略はすぐに競合他社に真似されてしまう。

しかし、すぐに真似できないものがある。

それは、当たり前のことを当たり前のこととしてやるという組織能力である。

なぜなら、そのような組織にするには長い時間がかかるから。

そして徹底して行動を変えることが求められるから。

企業はもっとこの点に目を留めるべきだろう。

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