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2010年10月25日 (月)

知らないと恥をかく世界の大問題/池上彰

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私なりの「その国が発展するかどうかの見方」を、お教えしましょう。
それは街に大きな書店があり、そこに若者が大勢いるかどうかなのです。
もう9年前になりますが、ベトナム、ラオス、タイなどの東南アジアを取材で回ったことがあります。ベトナムのホーチミン市には大きな書店があって、若者たちが大勢、本を探していました。夏の真昼のみやげもの店にはあまりお客さんは来ませんから、みやげもの店で働く若者は店番をしながら一生懸命に本を読んでいました。
ほかの東南アジアの国々の人はたいてい昼寝をしているのに、ベトナム人は違う。「この国は発展するだろうな」と予感したものです。(P17~18)

資源には「物的資源」と「人的資源」がある。

即効性という意味では、物的資源が豊富であるほうが、とうぜん国は豊かになる。

しかし、将来への投資という意味では、人的資源に注力することは重要だ。

著者である池上氏は、国の発展という視点で述べているが、企業の発展という面からみても同様のことが言える。

特に不況のとき、何に投資するかで、その企業の将来の発展が決まるように思える。

不況になると企業は無駄を省こうとする。

それは当たり前のことだが、その優先順位に、その企業の考え方が如実に表れる。

教育研修費を真っ先に削ってしまう企業、逆に不況になっても、社員の教育研修だけは続ける企業。

これによって、いざ不況が終わったときの回復力、発展力に差が生じる。

その意味では、不況である現在は企業を見極めるよい機会だと考えることができる。

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