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2010年10月16日 (土)

「買いたい!」のスイッチを押す方法/小坂裕司

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つまり彼は自分の未来を、いや単に「未来」でなく、「予期せぬ新しい」、そしてもちろん自分にとってお気に入りの「未来の自分」を買ったのだ。

現代の消費者が求めてやまないもの、それは「未来の私」なのである。(P78)

日本は今、デフレである。

物の値段がどんどん下がっていく。

この状態がどんどん進んでゆき、デフレスパイラル に陥ってしまうこと、

これは決して喜ばしいことではない。

ここで問題になるのは、消費者の心理である。

消費者は安くないと買わないのか?

不況になると物は売れなくなるのか?

この本の著者である小坂氏は、消費者は、欲しいものがあれば、人は高くても、不況でも買うのだ、と言う。

問題はどうやって、消費者の購買動機を刺激するかという点だと。

ここで小坂氏は、消費者は「物」を買うのではなく、その物を買うことによって得られる「未来の自分」を買っているのだと言う。

確かに、私たちが何かを買うとき、それは単なる「商品」を買うのではなく、その商品を得ることによって得られる「未来」をそして、「未来の自分」を買っている。

つまり、「モノ」ではなく「私」を買っているのである。

ここまで想像力を働かせて、どんなモノをどんな方法で売るのかを考える必要があるということであろう。

終わりのない値引き競争に巻き込まれたくないのであれば、この視点は重要である。

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