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2010年10月11日 (月)

[マネ]するマーケティング/岡本吏郎

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そもそも「戦略」という言葉が悪いと思います。

こういうカッコのよい言葉は気をつけなくてはいけません。

カッコのよい言葉は、結局何も言っていないことが多いからです。

では、戦略というカッコのよい言葉をやめてみるとどうなるでしょうか?

いろいろな言い方があると思いますが、私は「戦略」を「ライバルにやられたら“イヤだな~”と思うこと」と定義しています。

表現は月並み、かつ幼稚。まったくカッコよくありませんが、こう表現すると行動できるようになると思います。

「これだけはやられたくない」というものは誰にでもあるものです。

それをライバルにやられたら?

それは大変なことです。大変な損害を受けることは間違いありません。

では、それを自分がやることにしたら?

それはライバルにとって大変です。ライバルが大変な損害を受けることは間違いありません。

それが「戦略」です。(206)

戦略とは、「ライバルにやられたら“イヤだな~”と思うこと」

なるほど、これは非常にわかり易い。

確かに、現代のビジネスの世界は、カッコよい言葉に溢れている。

しかし、それを使っている本人がどれほどその言葉の本質を捉えているかと問うてみると怪しいものだ。

本当にその言葉の本質の意味を捉えているならば、そのカッコいい言葉を、他のわかり易い言葉に置き換えることができるはずだ。

それができず、やたらカッコいい言葉を連発する人がいたら、

「この人は何もわかっていないな」と考えた方がよいかもしれない。

言葉は大切だ。

その人がどのような言葉を使うかによって、その人の本質が表れると言っても過言ではない。

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