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2010年10月 2日 (土)

逆境経営 7つの法則/水尾順一

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1981年から2001年にかけてアメリカのゼネラル・エレクトリック社の最高責任者を務めたジャック・ウェルチ氏は、どん底の経営危機にあった同社を建て直し、その経営手腕から「伝説の経営者」と呼ばれました。

彼が最初に手をつけた改革も、それまでのGEの企業文化を破壊することでした。日米を問わず、ここでも壊すことから改革は始まったのです。

その「壊す」ことをウェルチ氏は「ガラガラヘビとニシキヘビという二匹のヘビ退治」と表現しています。

猛毒を持つガラガラヘビはガラガラと大きな音を立てるので、その存在に誰もが気付きます。企業にも、すでに誰もが気づいている問題があるものです。気づいていながら、誰も直そうとしない。ガラガラヘビを放っているわけです。

もう一匹のニシキヘビ、こちらは大変厄介です。なにしろニシキヘビは音を立てずに木に巻きつき、色も木に同化させています。このため見つけにくく、知らない間に家畜をさらわれてしまいます。

同じように企業にも、目立たない、もしくは同化してしまっているために見つけにくいが、損害に結びつきやすい企業体質があります。たとえば前例主義や風通しの悪さといったものは、目には見えない悪習と言うしかありません。(P43~45)

ガラガラヘビとニシキヘビ、よく言ったものだ。

確かに企業には多くのガラガラヘビとニシキヘビがいる。

誰もが気づいている問題であるにも関わらず、誰も手をつけようとしない問題。

これは非常に多い。

これがガラガラヘビだ。

多いにも関わらずどうしてみんな手をつけようとしないのか。

それは「やったもの負け」の風土があるからだ。

これがニシキヘビだ。

問題に気づいてそれを変えようとすると、周りから白い目でみられ、結果として損をしてしまう。

ガラガラヘビとニシキヘビは相互に交わりながら、企業をどんどん悪い方向へと導く。

このガラガラヘビとニシキヘビを退治するのに必要なのは、ウェルチ氏のような強いリーダーシップだ。

企業が変われないのは、リーダーシップを取る人がどこにもいないからだ。

今、日本の企業はどん底の状態だ。

そして、今こそ、リーダーシップが求められている。

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