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2010年11月18日 (木)

「カチン」ときたときのとっさの対処術/植西聡

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 繰り返しになりますが、“カチン”ときたときに怒りを上手に消化するには、「まず自分ありき」なのです。自分を信頼していれば、考え方や行動も自然と「自分中心」に変わっていくでしょう。
 “カチン”の原因は、自分を否定されたという意識が無意識のうちに働くからです。つまり、逆にいうと、誰に何を言われても、自分を否定されたと感じない心を持つことができれば、“カチン”とくることはなくなります。
 “自分は自分だ”と意識できる人は、同時に“他人が他人”であることを認められる人ともいえます。そうすれば、誰かが自分の望みどおりの言動をとらなかったことに腹が立つこともなくなるのです。そうなれば、自然と人間関係の摩擦も減ってきます。
 自分中心というと、自分勝手でわがままな子供っぽい性質を想像するかもしれません。しかし、ここでいう自分中心とは、「自分は自分、他人は他人」と考えられる一種の自立であり、自分のエゴを他人に押しつけるわがままとは、まったく異なりますから注意してください。(P32)

人の言葉や行動に“カチン”とくることは誰にでもある。

こうならないためには、「自分は自分」、「他人は他人」であることを認めることだという。

「自分は自分」、「他人は他人」というと、何かいかにも冷たい人間のように感じるが、

そうではなく、これは一種の自立である。

そもそも自分でコントロールできるのは自分だけである。

他人をコントロールすることはできない。

これが意外とわかっていないことが多い。

他人をコントロールできると思い込んでいることから、他人に対する怒りが生まれる。

「どうしてわかってくれないのか」とか、「あれほどいったのに」とか、

それらは全て、自分の望みどおりに相手がしてくれなかったことに対する怒りである。

しかし、そもそも相手を変えることができるのか?

それは思い込みに過ぎないのでは?

自分で変えることのできるのは自分だけ、

そして自分が変われば、もしかしたら相手も変わるかもしれない、

ある種の開き直りともいえるが、

この程度の相手に対する距離感をもつことが大事なのだろう。

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