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2010年11月14日 (日)

やる気やるチャンスやる力/高原慶一郎

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 やり直しができない過去と不確かな未来。この不安感からケインズの経済理論はスタートしたといわれる。不確実な未来・・・・いまの日本ほどこの言葉が当てはまる国はないだろう。これまでのやり方はもう通用しないことはわかった。だがこれからどうしたらいいのかがわからない。
 過去は否定されたが、といって未来への見通しは立っていない、暗中模索の時期か続いている。ビジネスの世界でも不況、雇用不安、産業構造の変化、消費価値の多様化……など危機が目白押しである。しかし危機こそチャンス、変化の時期こそ新しい市場と価値創造の機会と逆転発想しなくてはダメだ。
 “合格リンゴ”の話をご存じだろうか。台風でリンゴ園が大被害を受けた。落ちたリンゴはまったく売り物にならない。みんな落胆しているなかで、ある人が叫んだ。「だが、落ちないリンゴはこれまでの倍以上の価値で売れる」・・・・それが受験生向けのリンゴだったというのだ。
 危機とは危険プラス機会のことだ。新事業や新市場の切り口はどんな時代にも見出せる。むしろ危機にこそ新しいビジネスチャンスが転がっているのだ。不況期には既存の大企業や大組織は迷っている。そんなときこそベンチャービジネスの出番だ。規模は小さくても、新鮮な発想力と独自の技術力、成長への強い意欲、夢やロマンをもった起業家たちが沈滞する経済に新しい活力を与えるのである。(P16~17)

合格リンゴの話は、覚えている。今から二十年くらい前の話だ。

台風にも負けずに落ちなかった傷だらけのリンゴ、これを受験生用の「落ちないリンゴ」として売り出し、大好評だった。

今必要なのもこのような逆転の発想なのだろう。

今の日本と世界は、かつてないほどものすごい勢いで変化してきている。

しかし、危機とは危険プラス機会のことと高原氏は言う。

これまでのものが崩壊してきているということは、新しいチャンスも生まれて来ているということ。

この変化にただ単に適応するのではなく、変化の半歩先を先取りするような発想が、今、求められている。

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