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2010年12月20日 (月)

先の先を読め/樋口武男

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 「安全に、と思うたら即、危機を招くゾ」
 創業者は、しばしばそう説いた。「組織の人間なら、身の安全を第一に考えるのは大方の人情や。なるべく冒険を避け、前任者と同じ道をたどろうとするのはサラリーマンの常やが・・・・・」
 いままでが安泰だったから、仕事を従来通りに続けていれば今後も大丈夫だろう。そう思った瞬間に「停滞」が始まる。企業にとってきわめて危険なことだが、安全志向を克服するのは容易なことではない。
 いかにして時代の変化に対応していくか。結局はトップの姿勢しだいなのだ、と創業者は言い、
 「樋口くん、“先の先”を見てくれよ。“先の先”やぞ」と、私の顔を見るたびに繰り返し念を押した。
 創業者自身、事業家としての48年間を通して、つねに“先の先”を見据えて俊敏に行動してきた。(P183)

「先の先を見る」

経営者にとってこれは当たり前のことだと思うが、実際にこれを実践できている経営者は少数派だ。

今の時代、安全策こそ最大のリスクだと考えた方がよい。

これほど変化の激しい時代は、かつてあっただろうか?

過去の成功体験があまり通用しなくなっている時代、

かつての安全策が、安全策とはなり得ない時代、

あらゆる点で、思考をリセットする必要がでてきている。

しかし、経営者を見る限り、かつての松下幸之助や本田宗一郎といった経営者と比較すると小粒になってきているように感じる。

そして、日本全体が閉塞感に覆われている。

変化に適応する、いやむしろ変化の先取りをし、変化を創り出すことが今の経営者に求められているのではないだろうか。

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