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2010年12月31日 (金)

港区ではベンツがカローラの6倍売れている/清水草一

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 今回の取材を通して私は、今日本が大きな変化のただ中にいることを実感した。日々、市場が流動化し、状況が変わり、新しい何かが生まれている。それを目の当たりにするのは実に楽しかった。
 それは、多様化の許容であり、本質的には良いことに思えたのだ!
 もちろん、そこにはさまざまな問題もあるわけだが、それでも私は、皮肉でもなんでもなく、多少の思い込みを込めてこう叫びたい。
 「日本はいい方向に向かっている」

今日本では格差が問題になっている。

ワーキングプアの問題も深刻だ。

このような問題に対してはやはり国の支援が必要であろう。

しかし、だからと言って、格差がすべて悪かというと、それは違う。

私がまだ20代の頃は、終身雇用、年功序列が当たり前だった。

一つの会社で定年まで働くのが常識だった。

しかし、今は、一つの会社で定年まで働くのは、ごく一部の人である。

多くの人は、転職を経験している。

転職を繰り返す中で、“天職”を発見する人もいる。

逆に、転職を繰り返すたびに貧しくなっていく人もいる。

それらはすべて、“自由”に仕事を選べるようになった代償である。

つまり今、日本全体が変化しているということのあらわれである。

どんどん新しいものも生まれている。

この変化をむしろ楽しむこと、これが大事なのだろう。

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