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2010年12月14日 (火)

プロフェッショナル原論/波頭亮

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 プロフェッショナルは顧客との関係のあり方が、不特定多数の相手を顧客として仕事をしている通常のビジネスとは大きく異なっている。プロフェッショナルと顧客との関係は一言で言うと、対等の関係である。お客様はプロフェッショナルにとって神様ではないし、さりとてプロフェッショナルは自分が“先生”として顧客を下に見ているわけでもない。プロフェッショナルと顧客は対等の関係として共同で問題解決に挑むパートナーとしての立場で仕事が行われるのである。
 プロフェッショナルの仕事は顧客が抱える重大な問題を自分の知識と技術を提供して解決することであり、両者の歩調が合ってはじめて成功するものである。医者が一人相撲でがんばっても患者本人に病気を治したいという意欲がなければ治癒しないし、弁護士がいかに緻密な論理を組み立てようとも依頼人が隠し事をしていると勝訴はおぼつかない。プロフェッショナルと顧客の間には強い信頼関係と共同意識が不可欠で、そのためにはどちらが上でも下でもない対等の関係が最も合理的なのである。(P78)

私の仕事は人事コンサルタント、プロフェッショナル職の一種である。

仕事を進める上で、重要な点として顧客との関係がある。

顧客との関係で一番重要なのは“対等関係”であるということ。

これは仕事を進める上で、どうしても押えて置かねばならないポイントである。

つまりどちらが上でも下でもなく対等な立場で問題の解決に当たるということ。

問題を解決する上で、どちらかが相手に丸投げという姿勢では、決して問題は解決しない。

人事コンサルとは、会社の問題や課題を人事という切り口から解決することだ。

この場合、コンサルタントの役割は自らが問題を解決するのでなく、クライアントが問題を解決する支援である。

クライアントの側に問題を解決しようという姿勢がなければコンサルは失敗に終わる。

だからこそ、コンサルタントと顧客との関係は、どちらが上でも下でもなく、“対等”でなければならないのである。

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