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2011年2月23日 (水)

コア・コンピタンス経営/ゲイリー・ハメル&C・K・プラハラード

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 アップルの技術者たちは考えた。
「もしコンピューターがそれほど利口ならば、人間がコンピューターの使い方を学習するのではなく、コンピューターに人間がわかるやり方を学習させればよいではないか」。この型破りな考え方からリサが生まれ、ついでマッキントッシュが生まれた。(P117)

アップル社が設立されたのは、1970年代のこと、

その当時、コンピューターと言えば、オフィスビルの奥深く、特別につくられた大きな部屋に置かれていて、子供がコンピューターを持つなど、夢物語としか思えなかった時代である。

そのような時代に、上記のような未来を描くことができたことが、アップル社の今日につながっている。

企業には三種類ある。

一つめは顧客のニーズを無視する企業、

二つめは顧客の声に耳を傾け、明示されたニーズに応える企業、

三つめは顧客自身が何なのかはっきりとわからないうちに、顧客の望むところへ引っ張っていく企業。

未来をつくり出す企業は、顧客を満足させるだけでなく、いつも驚かしたり、嬉しがらせたりする。

アップル社やグーグル、そしてかつてのソニーはそのような会社だった。

私は仕事柄、中小企業と関わることが多いのだが、一つ目の「顧客のニーズを無視する企業」は意外と多い。

せいぜい二つ目の「顧客の声に耳を傾け、明示されたニーズに応える企業」であり、このレベルで、中小企業では「いい会社」と言われる。

しかし、このレベルでは結局、価格競争に巻き込まれてしまい、これからのグローバルな時代で、勝ち残っていくのは難しいだろう。

中小企業であっても、未来を創り出すような会社になることが、今、本当に求められているのではないだろうか。

その為には、未来に向けての明確なイメージを持つことである。

「中小企業も」ではなく、「中小企業だからこそ」未来に向けての明確なイメージを持つ必要がある。

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