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2011年2月22日 (火)

一瞬で脳力がアップする! 考える技術/渡部昇一

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 私が学生のころ、ふとしたきっかけで「音楽界は今、大きな曲がり角にさしかかっている」と言うラジオ放送を耳にしたことがある。そのときはなんとはなしに聞き流したのだが、それから三十年あまり後、今度もラジオで「音楽界は大きな曲がり角にさしかかっている」と言うのを聞いた。そうすると、二、三十年もの間、音楽界は常に曲がり角にあったということである。
 屁理屈だと思うかもしれないが、これは、ある意味で、時代というものの核心を突いていると思う。「大きな曲がり角」といっても、おそらく、直線の時代があった末に曲がり角にさしかかっているということではない。常に曲がっているものなのだ。(P134)

時代は常に曲がっている、

確かにそうかも知れない。

今は変化の激しい時代であると言われている。

特にITの進化によって、この変化のスピードがますます強まったという実感がある。

しかし、一方、では変化の全くない時代があったのだろうか、という視点で時代を見ることも大事だ。

人類の歴史が始まって以来、全く変化の無い時代など無かったはずである。

そして、いつの時代でも、変化に適応していくことができなかった者が淘汰されていったということも歴史が証明する。

つまり、変化の激しい時代だと言っても、それを特別なことと考えない方がよいということ。

環境は変化するのが当たり前であって、変化に適応していかなければ生き残っていけないのも当たり前のことなのである。

そのように考えれば、少しは肩から力が抜けるのではないだろうか。

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