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2011年2月 1日 (火)

実践経営問答/稲森和夫

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 直感力、つまり判断力を研ぎ澄ますにはどうすれば良いのでしょう。中村天風先生は、人間の行動は『有意注意』と『無意注意』の二通りがあるが、心して自分の意識を注入する、『有意注意の人生』が大事だと説いておられます。
 仕事における判断とは、簡単な判断をする時は軽くあしらい部下に任せて、重要だと思ったときだけ十分に検討する、というのが一般的なのでしょう。しかし、判断はどんなものでも重要なのであって、日頃いい加減な判断をしていては、いざ鎌倉と力んでみても良い判断はくだせないものなのです。有意注意の習慣を持って仕事をしているからこそ、いざとうとき直感が働くのです。そのためには、最初の頃はとにかく、「意識を注いで判断するのだ」と、思い続けるしかないと思います。おもい続けて頭の中にデポジットされればしめたものです。(P55)

人間は、その行動の95%は、条件反射で動いているという実験結果がある。

条件反射とは、ここでいうところの『無意注意』ということ。

つまり、これまで培われた習慣によって、何も考えずに行動しているということ。

そして、自分で考えて行動している部分、つまりここでいうところの『有意注意』の部分はわずか5%ということ。

それほど、私たちは、何も考えないで行動してるのである。

だからこそ、もし判断力をつけようと思うなら、日々の生活の中で、どんな小さなことであっても判断するという習慣を身につける必要がある。

小さな事は無視して、自分で重要だと思うことだけ判断するということであっては、判断力は身につかない、

結果として、大きなことについても正しく判断することはできなくなる。

やはり、日頃の小さな取り組みの積み重ねに勝るもの無しということであろう。

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