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2011年6月24日 (金)

スターバックス成功物語/ハワード・シュルツ

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 泡立てたミルクとコーヒーの見事なバランス。コーヒーのエッセンスであるエスプレッソと、砂糖を加えずに蒸気で甘みを出したミルクが微妙に調和した完壁な飲み物だった。それまでに出会った。コ-ヒー専門家の中に、カフェラッテのことを教えてくれた人は一人もいなかったのである。アメリカの人たちは、カフェラッテのことを知らないのだ。これをアメリカに伝えるのは私の使命だと思った。
 私は毎晩、シアトルのシェリーに電話を掛けて、見聞したことや考えていることを話した。「イタリアの人たちは、コーヒーなしではいられないんだ!ここではコーヒーは高度な文化になっているよ」。(P68~69)

「これをアメリカに伝えるのは私の使命だ」

シュルツ氏は、イタリアに行って一軒のコーヒースタンドでコーヒーを飲んだ体験を、このように綴っている。

多くの成功した起業家に共通して言えるのは、強烈な使命感である。

何かに憑かれたように事業を邁進させ、数多の試練を乗り越えていく。

この本を読んでみると、スターバックスも、創業から決して順風満帆というわけではなかったということがよくわかる。

時には、会社が倒産するのではという試練に、何度も見舞われている。

それらを乗り越えたのは、おそらく創業者であるシュルツ氏の強烈な原体験であったのだろう。

よく「成功の秘訣は、成功するまで決してあきらめないこと」と言う。

つまり、あきらめさえしなければ、最後には必ず成功するのだということ。

当たり前のことなのだが、この当たり前のことを実行している人は多くはいない。

成功するまであきらめない為の一つの要件は、「使命感」があるかどうかではないだろうか。

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