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2011年8月 4日 (木)

恐怖の存在(上)/マイクル・クライトン

A9rada6

 「じっさいには、そうではないんだよ」ボールダーは権威を感じさせる口調で、きっぱりといった。
 「第一に、地球温暖化とは仮説であり---」
 「---もはや仮説といえる段階では---」
 「いいや、仮説なんだ。信用したまえ。仮説でなければ、わたしとしてもおおいに助かるところなのだがな。現実には、地球温暖化はまだ仮説にすぎない。二酸化炭素その他の気体の増加が原因となって、いわゆる“温室効果”が発生し、それによって地球大気の平均温度が上昇するという、ひとつの仮説なんだ」(P128)

「ジュラシックパーク」を始め、大ヒットを連発しているマイクル・クライトンの小説。

一貫して書かれているのは「環境問題には何の根拠もない」ということ。

環境問題の背後にはそれによって莫大な利益を生み出そうとする邪悪な団体がいて、環境問題が必要以上に宣伝され、かえって将来に大変な危機を生じさせかねないと説いている。

環境問題がこの小説に書かれている通りであるかどうかは正直言って私にはよくわからない。

ただ、よく考えなければならないのは、現代がいかに「虚と実」を見分けることを必要としている時代かということだ。

ネット上では検証されない情報が垂れ流し状態。

実際、根も葉もないことが真実のように伝えられることがよくある。

マスコミで報道されていることも鵜呑みにすることは非常に危険だ。

情報が氾濫している現代だからこそ、その情報が真実かどうか疑い、見極めることが大事だと言えよう。

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