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2011年8月29日 (月)

50代からの選択/大前研一

A9rea8e  都会ではごく普通のスキルを、地方の会社に持ち込んだところ、驚くほどの効果が上がった、というケースが実は非常に多い。
 というのは、地方では、会社の形をいちおうはとりながら、会社になっていないところ、利権だけで商売をしているところ、県庁など役所のお抱え出入りの業者になっているところなどが多く、東京のような厳しい企業間の競争はほとんどないのである。それでいて経済規模は大きい。そんなところへ、本当の企業経営をちょっとでも持ち込めば、そのメリットは計り知れないほど大きなものになるのだ。
 だから、地方の会社に転職すれば、あなたのスキルが重宝がられ、大切な人材として扱われるのは確実。子会社とか事業部を経験した人であれば、やってきたことがほぼそのまま生かせる可能性が非常に高い。(P118~119)

ここで書かれていることを一言で言えば、「地方ではまともな経営が行われていない」ということ。

これを読んで腹を立てる地方の会社の経営者や社員は多いかもしれない。

ただ、残念ながらこれは事実である。

私自身、山口という地方で人事コンサルの仕事をしているのだが、これは実感とするところだ。

私が長年働いていた東京から、生まれ故郷の山口に戻ってきたのは9年前のこと。

そして人事コンサルの仕事を始めた。

様々な企業に関わってきて感じたのは、まさにここで語られていること。

東京では「当たり前」と考えられている手法が、地方では当たり前ではない。

だから私程度の人間でも人事コンサルタントとして食っていけるのだろう。

まだ、都会では埋もれてしまっている優秀な人材が多いのではないだろうか。

特に都会で定年退職した人の第二の活躍の場として、地方の企業を考えてみてはどうだろう。

そうすれば地方企業も活性化すると思うのだか。

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