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2011年8月23日 (火)

貧乏人の発想金持ちの行動/大谷将夫

Bt000012899700100101_tl  従業員に求められる能力は、仕事によってさまざまだが、どの仕事にも共通しているのは創造性である。新しい事業を企画するのも、仕事のより効率的なやり方を見つけ出すのも、創造性が発揮されてのことである。
 創造性が弱まると仕事はマンネリ化し、改善や改革は進まない。変化に乏しい停滞した会社になりかねない。
 会社の発展は、社内にある人の創造性の総合力で決まる、というのが私の持論である。社長以下、取締役から現場の担当者まで、どれだけ創造性を発揮するかで、会社の将来は決まってくると思えるのだ。(P255)

社長としてタカラ物流システムグループを9期連続増益に導き、10年近くにわたり赤字をたれ流していた長崎運送を買収後わずか8カ月で黒字に導いた大谷氏。

会社が生き残り利益を上げるためには何が重要でどのようにすればいいのか?

大谷氏は、社員に求めるのは創造力だと言う。

この裏にあるのは、ただガンバルだけではダメだということ。

業績の悪い会社のトップがよく口にする「頑張ろう」とか「全社一丸となって」といった言葉がある。

間違ってはいないのだろうが、問題は「どの方向で頑張るのか」ということである。

今のような変化の激しい時代、ただやみくもに頑張っても社員は疲弊するだけだ。

むやみやたらに「頑張る」ことより、「考える」ことの方が価値のある時代だ。

そして考えることをさらに進化させ、創造性の域まで至ること。

これが全社に浸透したとき、その会社は変化する。

特に中小企業の場合、業績悪化の原因の9割以上は経営者の側にあると考えて間違いない。

その意味で、まず経営者から、その意識や考え方を変える必要がある。

社員が考えないのは、経営者が考えないからだ。

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