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2011年9月25日 (日)

放射能と生きる/武田邦彦

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  福島はいま、文科省の1年20ミリシーベルトの基準で動いている。これは何を意味するか。これからの30年を描画してみる。最後の判断をするのは福島の人だが、参考にしていただきたい。

・人体への影響
  放射線は被爆する量に比例してガンが発生する。セシウムの半減期は30年だが、土壌が流れたりするので、それを10年としても、今から10年は普通の状態より増えるガンが他県より20倍、次の10年は10倍になるだろう。福島は「若年層ガン多発県」になる。福島の人には言いにくいし、申し訳ないが、これは科学的事実である。今、言いにくいからといって耳触りのよいことを言っても、そのうち事実となって現れる。そしてこのデータは「武田説」ではなく、国際的にも国内的にも多くの専門家が認めているものである。

4月19日付けで文科省から、年間20ミリシーベルトが子供たちの基準値で あると通知が出された。

素人の私には、この基準値が高いのか低いのかわからないのだが、武田氏はこの数字の意味することを述べている。

“今から10年は普通の状態より増えるガンが他県より20倍、次の10年は10倍になるだろう。福島は「若年層ガン多発県」になる。”と

ショッキングな内容だが、もしこれが科学的事実だとしたら、これを受け入れる以外にない。

むしろ、事実を事実として公表しない国の姿勢に憤りを覚える。

震災後、放射線の影響について「ただちに影響はない」というコメントが繰り返された。

確かに放射線の影響は10年20年後に現れるので、「ただちに影響はない」のは確かだ。

しかし、これは詭弁にすぎない。

政治家も東電もマスコミも、どうして「10年後にはこうなる」、「20年後にはこうなる」と科学的事実を公表できないのか。

何を信じてよいのかわからないという状態、これがいちばん怖い。

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