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2011年9月14日 (水)

あたりまえのことを バカになって ちゃんとやる/小宮一慶

A9r1b37  私はいままで会社を倒産させた経営者を何人も見てきました。彼らにはいくつかの共通する性格があるのです。
 それは、明るく、元気で、おおざっぱ、そして、見栄っ張りなことです。失敗する経営者は、ほぼこのパターンにあてはまると見て間違いありません。
 明るく、元気。ここまではよい部分です。明るく、元気でなければ、中小企業の社長などやっていられないでしょうから。
 でも、おおざっぱで、見栄っ張りというところが問題です。おおざっぱな人は数字をきちんと把握できていません。どうしても詰めが甘くなります。数字にザルなのは、経営者としては致命的です。つまり、経営者として、あたりまえのことができていないわけです。(P46)

私もこれまで多くの中小企業の経営者に会ってきたが、全く同じ印象を持っている。

私も、会って話せば、その人物が優れた経営者なのかそうでないのかがわかるようになってきた。

中小企業でも、それなりに会社を発展させている経営者がいる。

そのような社長は、大雑把なようで細かい面を必ず持っている。

特に経営の上での大事な数字は恐ろしいほど正確に押えている。

ただ、表面的には明るく、太っ腹な経営者を演じていることが多い。

おそらくそれは、そうした方が周りの人間が動きやすいからで、そこまで計算した上で演じているのであろう。

一方、ただ元気なだけ、やたらに威張る、見栄っ張りな社長がいる。

その社長の経営は大抵うまくいっていない。

両者を見分けるポイントは「数字」である。

数字で経営を語ることができるかどうか、これがポイント。

優れた経営者は、数字で経営を語ることができる。

一方、そうでない経営者は、言っていることが大雑把で具体性がないことが多い。

これですぐ見分けられる。

なぜなら、数字を押えないで経営などできるはずがないのだから。

経営者にとって、数字を押えることは当たり前のことである。

この当たり前のことが当たり前にできない経営者は、ちょっと危ない。

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