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2011年9月 7日 (水)

成功は一日で捨て去れ/柳井正

A9rdcd8  当たり前のことだが、売れるような努力をし続けないと、絶対に売れない。現場の状況をよく見てよく知って、まずいな、と思ったらすぐに修正する。その繰り返しである。売れないとか利益が出ないのを、景気や天気や他人のせいにしてはならない。
 日々の仕事の精度が何日前、何年前、何十年前と比べてどれだけ上がったのか、それが勝敗の分かれ目になると思う。そういう意味でのキーポイントは、製造業でもサービス業でもどんな業種でも変わらないし、スポーツでも同じだろう。
 スポーツはベストを尽くして練習すればするほど上達する。商売も試行錯誤を繰り返し、何度も練習し挑戦すれば上達するものだ。(P218)

アパレル業界で今や一人勝ち状態のファースト・リテイリングの会長兼社長、柳井氏の著書。

まずはこの本の「成功は1日で捨て去れ」というタイトル。

マクドナルドの創始者、レイ・クロック氏の著書「成功はゴミ箱の中へ」とよく似ている。

柳井氏がこの著書を意識しているのかどうかはわからないが、

何れにしても、成功する経営者の共通点は、過去の成功に満足しない、慢心しないということではないだろうか。

どんなときにも危機感を持って経営をする。

そして、この本に書かれていることはほとんどが「当たり前のこと」。

「売れるような努力をし続けないと、絶対に売れない」

こんなこと当たり前ではないか。

逆に言えば、ほとんどの企業はこの「当たり前」のことをしていないということ。

例えばここでいう「売れるように努力し続ける」ということ。

そのこの本に記されている努力は並の努力ではない。

そして柳井氏の経営の特徴は「当たり前」のことを「徹底」して行っているということ。

言い換えれば「基本に忠実に」ということ。

「泥臭い」と言ってもよい。

しかし、それがユニクロの一人勝ちにつながったといってよい。

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