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2011年9月18日 (日)

日本の未来、ほんとは明るい!/三橋貴明

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  グローバルスタンダードという言葉が好きな人は、単純に「世界を真似しなきゃ」という感覚しか持ち合わせていないようである。しかし、本当の意味でのグローバルスタンダードとは、要は自分たちの価値観を外国に押しつけることだ。
  現実問題として、日本以外の他国はすべて、そういうことをやっている。皆が価値観を押し付けあい、いちばん強い国の価値基準がグローバルスタンダードということになる。ならば日本も、自分たちの価値観を世界に押しつければいい。それこそが、“グローバルスタンダード”なのだ。欧米礼賛者は、欧米に合わせることがグローバルスタンダードだと思っているが、そもそも欧米自身が、ちっとも他国に価値観を合わせようとはしていないのだ。
  「ジャパニーズスタンダードこそがグローバルスタンダードですよ」と堂々と口にして言えばいい。できないはずがない。現実に、世界中が日本を真似したがっているのだから。

“グローバルスタンダード”、最近、新聞や雑誌、テレビでよく出てくる言葉だ。

グローバルスタンダードを無条件に受け入れ、それに合わせることが先進的なことであるような感覚を持っている人や企業が多いが、それはちがう。

そもそも、最初からグローバルスタンダードなるものがあるわけではない。

あるものがグローバルスタンダードとして多くの国に認められる過程では、当然競争がある。

そして、競争の勝者がグローバルスタンダードとなるわけである。

その意味では“グローバルスタンダード”は勝ち取るものであって、無条件に受け入れるべきものではない。

むしろ、日本発のものがグローバルスタンダードとなるために国や企業はもっと努力すべきだ。

ジャパニーズスタンダードをグローバルスタンダードにするための国家戦略があってもよさそうなものだ。

そして、そのためには、日本の良さを再発見する必要がある。

日本には、世界の標準となって当然な技術や文化等が多くある。

それをまず発見する。

そして、それを多くの国に発信していく。

それを戦略的な形でやっていくことはできないものだろうか。

また、こんなことが国家戦略としてあってもよさそうなものだ。

その意味では、ジャパニーズスタンダードをグローバルスタンダードにするための、第一段階は、“ディスカバージャパン”ではないかと思う。

“ディスカバージャパン”つまり“日本再発見”こそが、グローバルスタンダードへの第一歩である。

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