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2011年9月26日 (月)

さあ、才能に目覚めよう/マーカス・バッキンガム&ドナルド・O・クリフトン

A9r84dd  「強み革命」の先陣を切ろうとしている企業は、この事実に大いに勇気づけられることだろう。なぜなら、多くの企業がいまだに従業員の強みをまったくと言っていいほど活かしていないからだ。ギャラップはこれまでに63カ国、101の企業で働く1700万人以上の従業員に、先ほどと同じ「最も得意な仕事をする機会に毎日恵まれているか」という質問をし、その結果をデータベースにまとめているが、実際に何%の従業員が「恵まれている」と答えたか。何%の従業員が自分の強みを発揮できていると実感していたか。
 答えは20%だ。この地球上で、企業に勤める従業員のわずか20%しか、自分の強みを毎日発揮できていると感じていないのである。この調査では、さらにおぞましい事実も明らかになった。それは、勤続年数が長くなり、従来どおりの出世コースを進むにつれ、自分の強みが活かされていると思えなくなる人が増えるということだ。(P9)

ギャラップの調査によると、20%の社員しか、自分の強みを毎日発揮できていると感じていないということ。

日本企業だけに限定して見てみると、そのパーセンテージはもっと低いかもしれない。

能力開発という観点から見ると、弱点を克服することを中心に行うものと、得意分野を伸ばすことを中心に行うものとがある。

日本はどちらかというと弱点克服型が多いように感じる。

仕事の評価も減点主義が多い。

平均点を取る、失敗しない、こんなことばかり注力すると、本当に面白くない人材になってしまう。

そして、日本ではこのような人材が出世していくケースが多い。

しかし、この20%という数字、ある意味チャンスだと言える。

企業の価値を増すには、内部に眼を向け、個々の社員の埋もれた能力を発掘することに、ただ力を注ぎさえすればいいということ。

もし、20%という数字を倍増させ、40%の社員が毎日強みを活かす機会に恵まれていると実感できるようにすれば、生産性および収益はどれくらい増すだろうか。

仮に、それを3倍にし、60%にすればどうだろうか。

もう圧倒的に差別化することができるだろう。

発想を変えれば、チャンスはいくらでもある。

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