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2011年12月26日 (月)

テレビ報道の正しい見方/草野厚

Znp17   「映像がなければニュースにならない」、テレビと新聞の違いを考える上で、決定的な違いは映像の重要度にある。映像がなければどんなに重要な問題であっても、番組制作者の関心を引くことはない。そうした言い方がいささか大げさだとすれば、どうしても報道しなければならないニュースで、「これ」と思うような映像がない場合には、制作者は大変に苦労するのである。それほど映像と音はテレビにとって重要であり、そこが決定的に活字メディアとは異なる。

毎日、知らず知らずのうちに目にするテレビのニュース。

今や、テレビのニュースが世論を形成しているといっても過言ではない。

それだけに、テレビのニュースはどこまで真実なのか?

非常に気になるところである。

「映像がなければニュースにならない」

これはテレビと新聞等の活字メディアとの違いを端的に表した言葉である。

テレビでは、記者によって集められた情報は、番組時間内にきちんと収まるように編集される。

この際、ポイントとなるのは、ニュース番組の場合、数ある候補のうち、どれを放送し、冒頭に何を流すかということ。

基準として重視されるのは、ニュースとしての重要度。

社会に対して大きな影響を与えるニュースだと判断されれば、冒頭で多くの時間を割いて放送することになる。

一方、重要度が低いと判断されれば、放送されない。

しかし、テレビのニュース番組にはこの重要度以外にも基準が存在する。

映像としてのインパクトである。

テレビニュースはインパクトのある映像があれば、極端な例だが、それだけで成り立ってしまう場合もある。

逆に社会的に重要なニュースであっても、映像がなければテレビのニュースとしては弱い。

視聴率も取れない。

これは映像を主体としたテレビ報道の宿命のようなものだろうが、テレビのニュースを観る者はこの点をしっかりと押さえておく必要があるのだろう。

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