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2012年1月29日 (日)

夢を持ち続けよう!/根岸英一

4764106248  夢を持つのは素晴らしいことです。ただ、同時に皆さんにお伝えしたいのは「自己評価」の大切さです。
 自己評価というのは、ただ優秀だとか優秀でないなどということだけでなく、自分の志向性といいますか、自分がやりたいことや好きなこと、それが自分に適していること、「適性」を客観的に評価することです。これが夢に向かって進む第一歩だと思います。
 若い方にも「自分を客観的に評価してみたらどうでしょう」とまず言います。駄目だったら何かほかのこと、政治でも経済でも何でもよいのですが、適性を見極めることが大切です。サイエンスでは特にそれが重要です。
 適性を探すには、いろいろな局面においてコンペティティブである(競争心を持つ)ことも必要だと思います。競争心は何も悪いことではありません。競争が極まって戦争になったら困りますが。
 オリンピックも競争だし、最近ではサイエンスオリンピックなんていうのもあります。若い人たちは本質的に競争が嫌いではないと思います。だけど勝てば好き、負ければちょっと嫌いになる。残念ながら負けた人は「このゲームでは自分は駄目なんだ、だから別なゲームにしなくちゃ」と適性を探すことになります。

夢を持つことは大事なことだ。

ただし、同時に自分の適性を客観的に評価する目を持つ必要がある。

この二つは、車の両輪のようなもので、どちらか一方だけではうまくいかない。

例えば、夢を持っているが、自分の適性を客観視する目を持っていない人はどのような人生を送るのだろう。

おそらく、一部の人は運良く夢をつかむだろうが、大部分は一生を棒に振る。

今、問題になっているフリーターやニートの一部はそのような人たちである可能性が高い。

ただ、自分の適性を知っているが、夢を持っていない人も、堅実ではあるが面白味のない人生を送ることになるかもしれない。

また、そもそも、その適性の自己評価も低すぎる可能性がある。

バランスの問題ということになろうが、そのためには根岸氏も言っているように、いろんな局面において競争心を持つこと。

夢を持っているのであれば、それをつかむために、競争せざるを得ないような局面に自分の身をおいてみる。

そのような中で勝てば適性があると判断できるし、負ければ適性はない可能性が高い。

要は競争を避けては自分の適性を知ることすらできないし、夢をつかむこともできない、ということであろう。

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