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2012年1月13日 (金)

バブル再来/ハリー・S・デント・ジュニア

Znp165  人口特性トレンドからひとつ予測できることは、2010年頃から世界はかってないほど分裂し、機会にも恵まれるが、脅威も高まりそうなことだ。こうしたトレンドはすでに平均の法則、大数の法則によっておおむね決まってしまっているので、マクロ規模で大きく変えることはできない(そもそもこうした法則があるおかげで、人口特性トレンド等の統計科学はこれほど予測性が高いのだ)。
  だが、個人的には、投資やビジネス、人生の決断でうまく立ち回り、繁栄を続けることも可能なはずだ。この時代が人類史上、最も素晴らしい時代になるかもしれないのだから。
  アメリカなどの多くの先進諸国が2010~22年の大規模な淘汰を脱するにつれて、それまで高まっていた世界的な文化の衝突は収まり、再びグローバル化が進むだろう。結局のところ、グローバル化は、カスタム化、ネットワーク・コミュニケーション、80年周期の新たなニュー・エコノミー・サイクルの組織構造や富裕層の大量出現と並ぶメガトレンドのひとつなのだ。
  この経済ライフサイクルの成熟ブームと、グローバル化の次の段階は、比較的大きなものとなるだろう。それは主に、新興諸国が急速に欧米の生活水準に追いつく一方で、欧米諸国の相対的な進歩のベースが落ちるからだ。

本書は人口特性のトレンドから将来の経済を予測している。

経済の予測はあたらないことが多いものだが、ただ一つ、ほぼ確実に言えることがある。

それは、日本やヨーロッパの人口はこれから減少に向かっていくが、新興国はまだまだ伸び続け、全体的には2065年あたりまで伸び続けるであろうということ。

そして世界の人口の増加と経済成長とは切っても切れない関係にあるということ。

つまり、日本国内に目を向ければ、経済は縮小傾向だが、世界に目を向ければ経済は成長するであろうということ。

問題はこれを脅威と見るか、チャンスと見るかということであろう。

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