« 政治家の殺し方/中田宏 | トップページ | 日本に国家戦略はあるのか/本田優 »

2012年2月27日 (月)

ウェルチ リーダーシップ31の秘訣/ロバート・スレーター

Znp1a  「組立ラインの人たちの目の前に、二つのレバーを取り付けた。ひとつは、ラインを停止するレバー。もうひとつは、完壁な出来だと満足したときに初めて、部品を次の工程に送るレバーである。ラインの作業員は突如、品質に関する最終権限を与えられたのである。このやり方を提案したとき、作業が混乱する、生産ペースが落ちると言って、鼻で笑う者もいた。しかし、その後どうなったか。品質は飛躍的に向上し、ラインはそれまでより速くスムーズに流れるようになった」

この事例は権限委譲がいかに大事かということを示している。

マネジメントがうまくいかない理由の一つとして権限委譲がうまくいかないことがある。

管理職がいつまでも自分の仕事を手放さないことが原因だ。

その言い分は、「任せられないから」ということ。

そしていつまでも仕事を抱え込む。

結果として、ますます管理職は仕事が忙しくなる。

中には忙しぶっている管理職もいる。

忙しいということにのみ、自分の存在理由を見いだしているような輩だ。

しかし、任せられるかどうかは任せてみないと分からない。

実際、任されれば人間、自覚が生まれ、これまで以上の力を発揮する人はたくさんいる。

これは実際に、自分の関与先をみているとよく分かる。

多くの管理職が忙しいのは、権限以上がうまくいっていないから、このことに尽きる。

これは上司にとっても、部下にとっても、機会の損失につながる。

« 政治家の殺し方/中田宏 | トップページ | 日本に国家戦略はあるのか/本田優 »

「書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/555602/54092512

この記事へのトラックバック一覧です: ウェルチ リーダーシップ31の秘訣/ロバート・スレーター:

« 政治家の殺し方/中田宏 | トップページ | 日本に国家戦略はあるのか/本田優 »