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2012年2月26日 (日)

政治家の殺し方/中田宏

Bt000014772200100101_tl   利権のあるところにはら、甘い蜜を吸おうという人々が集まってもいる。そこに無造作に手を突っ込んだのだからたまらない。蜂が巣の周りをブンブン飛び回るように反撃を食らうのは当然だった。というか、いくら汚い政治の世界とはいっても、ここまでとは思ってもみなかった。
  改革をやる以上、恨みつらみも買うわけで、そういう意味では脇をしめて行動するようにしていたが、もっと用心すべきだった。とはいえ、「政治とは汚いものだ」と思い、返り血を浴びることに開き直っている自分もいた。そんな私に降りかかったのが、スキャンダルの嵐だったのである。
  私を恨んでいる勢力とは何か。代表的なものは、建設業界、公務員組織、暴力団がらみの風俗業界などだ。それこそタブーといえるこの3つの利権構造に手をつけたために、私は彼らから恨まれることになった。

37歳という若さで横浜市長となった中田氏。

ある日、突然襲ったスキャンダルの嵐。

いったいなぜそのようなことが起こったのか?

裏には何があったのか?

「政治家を殺すのに刃物はいらない。スキャンダルをでっち上げればいい。」と中田氏は言う。

「火のないところに煙は立たない」とよく言うが、「火のないところでも煙は立つ」という実例であろう。

建設業界、公務員組織、風俗業界、これらはすべて利権の温床になっているということは誰もが知っている。

中でも公務員組織の腐敗ぶりは、横浜市だけではないだろう。

今、話題になっている大阪市ももちろんそうだし、地方になればなるほどその腐敗ぶりは目に余る。

ところが、ほとんどの市や県の首長は手をつけようとしない。

やはり、彼らを敵に回すと中田氏のようになってしまうことがよくわかっているからだろう。

今、大阪市の橋下市長が労組ともめている。

少々やり方が過激なところがあるが、ああでもしなければあの組織は変わらないのではないだろうか。

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